CASE STUDY

導入事例

CASE 01

兼六亭 様

創業100年を超える老舗が「家業」から転換。
数値目標ゼロから、前年比130%「利益の出る経営」を実現

CASE 01

飲食店

兼六亭 様

石川県金沢市、文化財指定庭園である『兼六園』のほど近くに店を構える「兼六亭」は、大正7年創業、
100年以上の歴史を持つ日本料理・割烹の老舗だ。
4代目への代替わりを機に、朝食・昼食・カフェ・お茶室・お座敷と幅広い業態を展開し、高単価路線への転換を図った。
マイミッションコンサルティングの顧問契約を4年間続けてきたという経緯とその効果について、
営業部部長の辻潤一郎氏に伺った。

創業100年を超える老舗が「家業」から転換。
数値目標ゼロから、前年比130%「利益の出る経営」を実現

課題

数値目標も予算も定めておらず、集客は観光名所頼みだった

解決策

経営者目線での伴走型コンサルティングにより、細かな目標設定と、
能力に見合った段階的な課題設定を導入

成果

1年目で経営基盤を構築、2年目に前年比130%を達成

石川県金沢市、文化財指定庭園である『兼六園』のほど近くに店を構える「兼六亭」は、大正7年創業、
100年以上の歴史を持つ日本料理・割烹の老舗だ。
4代目への代替わりを機に、朝食・昼食・カフェ・お茶室・お座敷と幅広い業態を展開し、高単価路線への転換を図った。
マイミッションコンサルティングの顧問契約を4年間続けてきたという経緯とその効果について、
営業部部長の辻潤一郎氏に伺った。

高単価を狙うノウハウが足りない

「兼六亭」は大正7年の設立から100年以上の歴史を刻んできた。近年社長が4代目に代替わりし、
女将も本格的に経営に加わったことで、これまでとは違う挑戦をしていきたいという意気込みが生まれたという。
2022年にはリニューアルオープンを果たし、朝食、昼食、カフェ、お茶室、お座敷と業態の幅を広げ、
高単価路線を狙う方針が固まった。ここで直面したのが、体系的な経営ノウハウの不足であった。
「マイミッションコンサルティングさんに改めて飲食店の経営を教わって、
基盤づくりをしていきたいと考えました」(辻氏)
100年以上の歴史があるとはいえ、いわば家族経営の体質である。経営についての知識は圧倒的に不足している。
最初の土台作りから始めていくほかなかった。
「外野からもいろんな要求があり、方向性を見直しました。新たなメニューをどう売っていったらいいか、
本当に手探りでずっとやっていた状態です」(辻氏)

予算も、目標もない。数値が何も決まっていない!

これまで誰かから経営を教わった経験がなかったため、マイミッションコンサルティングの支援には大きな期待を抱いた。
実際に支援がスタートし、まず着手したのは数値目標の設定だ。
「以前までは、言い方は悪いですけど『その日暮らし』のような状態でした。来られたお客様をおもてなしして、
申し込みいただいたメニューを提供して、一生懸命やってはいたんですけれども、そのやり方で目標を達成できるのか、
計算もできていませんでした」(辻氏)
今までは観光地という特性上、集客に波があるのを当たり前としていた。
集客を能動的にコントロールするという視点が無かったのだ。
「予算すら決めていませんでした。会社として目指す数字がありませんでしたし、無いのが当たり前だと思っていました。
お客様が来なければ来ないで仕方がないと思っていましたね」(辻氏)
目標を立てても、それを達成するために1週間、1ヶ月をどう過ごし、どう経営していくか、
最初は全く分かっていなかったという。

「押しつけコンサル」ではなく、能力に合わせた伴走

マイミッションコンサルティング中島からの、営業部部長・辻氏への支援風景は『話し合い』が多い。
その進め方は、コンサルタント中島からの指示をこなすという一辺倒なものではなく、
話し合って「自分たちで決めていく」というスタイルだ。

「他のコンサルの方がどういうことをするのか分かりませんが、
『持っている知識を押しつけて、できなければダメ出しする』とか『この業界なら、こうしなきゃ』というイメージを
持っていたんですね。でも中島さんは、押し付けずに伴走してくれました。厳しいときもありますけれども、
私たちの能力に合わせて一緒に走ってくれたんです」(辻氏)

コンサルタント中島は、ただの伴走者に過ぎない。その結果、一緒に作り上げた大量の資料が出来上がった。

また、コンサルタント中島の目は現場の教育にも向いている。店の成長のためには、
現場マネジメント・人材育成が欠かせないからである。

「中島さんは『このスタッフだったら、ここまではできる』という現場の分析をしてくださいました。
はるかに高い要求ではなく『まずこれをやってみよう』っていう。目標を細かく与えてくれたな、と感じます」(辻氏)

考える“頭”を与えてくれた

マイミッションコンサルティングの導入により、同社には確かな変化が表れた。最も大きな変化は、
考え方が分かったことだという。

「会社として計画を立てて、1ヶ月先、3ヶ月先、半年先、1年先、という風に、目標を見据えて考えていく習慣がつきました。色々な事態があって必ず方程式通りには行かないんですけども、どのような対処をすればいいか、何ができるか、を
考える“頭”を与えていただいたと感じています。それは、今まで全く無かった部分です」(辻氏)

考える“頭”を作り上げることは、「教えられたことをこなす」だけのコンサルにはできない。一緒に考え、日々を過ごし、
目標と結果を追い続けていかなければ、一向にノウハウは自分のものにはならないのだ。

「私はまだまだできていないと思うんですけれども、
できていないなりに、考えられるベクトルを、与えて頂きました」(辻氏)

2年目に前年比130%を達成、4年目の現在と今後の展望

兼六亭へのコンサルティングは、4年目を迎える。1年目は経営基盤づくり、2年目は予算目標の作成、3年目は売上重視よりも
利益の出る店づくりへの転換、と進んできた。年を追うごとに、経営が骨太になっていることを感じている。

今後は「観光地の中のお店」という枠組みからもっと外側へ行きたいという野望を語ってくれた。

「リニューアルして4年目になりましたけれども、観光名所である兼六園の中の店として、地位を築けたと思います。
今後は兼六園に収まるのではなく、金沢の街の中で選ばれるお店になりたいです。
選ばれるお店になるために何をすればいいのか、課題を立てて一つひとつクリアしていくのが今後の楽しみです」(辻氏)

社長の野望は、名勝『兼六園』に留まらない。

「金沢の、ひいては北陸地域の中で立場を築きたいという社長の思いには、私も賛同します」(辻氏)

兼六亭が目指すのは「文化を伝える料理屋」だ。
日本最大の領地と財力を誇った大名家・加賀前田家の殿様が、どんなもてなしを受けたのか、後世に伝える役割を担う。
お客様が、社員が、皆が幸せになれる企業にしたいという4代目社長の思いが、女将、部長、現場スタッフを巻き込んで、
新たな「兼六亭流」を作り上げていく。金沢のリーディングカンパニーが、地元を超えて異彩を放つ日は遠くない。

店名 兼六亭
住所 石川県金沢市兼六町1-20

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