いよいよ本日から８月３１日まで金沢市に蔓延防止等重点措置の適応が開始されます。

営業時間の制限や酒類の提供自粛、カラオケ利用の自粛が始まり、店舗の営業自体をお休みする飲食店もあります。

いくら協力金が出るからと言って１か月近くも営業を休んでしまう事態になり、ますます飲食店は苦境に立たされます。

こんな時にできることは何でしょうか？

テイクアウトメニューの販促、事業自体の再構築、支出の見直しなどあるとは思いますし、各企業自体もいろいろな企業努力をされていますが、

この自粛はこれで最後ならば我慢もできます。しかしこれからワクチンが行き渡り、日本全体が飲食や会合を楽しめるのはまだまだ先が見えません。

この１か月の営業自粛に際して

• ９月から１２月までの最悪のシナリオを想定したリスク対策を

目の前の不安を打ち消すためにも秋口から繁忙期の冬場に対する計画を練りましょう。

お節販売や、お歳暮、クリスマスケーキや企業様へのケータリング営業などコロナ型消費のヒントは昨年で十分に学びました。

１２月に再度まん防が出てもいい準備をしましょう。

• こんな時だからできるコストのかからない社会貢献をしてみてはどうでしょうか？

先日ある経営者の勉強会で高岡の能作様に企業訪問させていただきました。能作様ホームページhttps://www.nousaku.co.jp/

非常に学びの多い企業訪問でしたが中でも一番感動したことは職人に地位向上のための工場見学に力を入れている点でした。

私たち飲食店も職人のこだわりを料理やサービスを通してお客様にお伝えしていますが、８月はそれもできません。こんな時だからこそ未来顧客開拓にため、職人の技を伝えるイベントなどできないでしょうか？お酒は出せませんが、子供料理教室ならば親子で楽しめて飲食店のすばらしさを伝えることができますよね！

この町に合ってよかったと思っていただける店にすることでコロナ明けには必ずまたご来店いただけると思います。

• 自社ブランドの再構築のためのサービスと看板メニューの見直しを

小規模飲食店の肝は「あの店のあれが食べたい」「あの人に会いたい」の２つです。

コロナが明けたらあの店に行こうと思っていただける店になるため看板メニューを磨きましょう。もっとおいしく、もっとお客様に魅力的にするためには味わいだけでなく、見た目や盛り付け、器や提供プレゼンを見直すチャンスです。

サービスも同様です。弊社においてサービスの定義は「また会いたくなること」です。

あなたにまた会いたくなるためどんなサービスのブラッシュアップができるか？を会社全体で考えるチャンスなのではないでしょうか。

コロナで時間が作れたと考えて、いろいろな接客アイディアを出し合いませんか。

弊社もお手伝いしております。

最後に

このコロナ禍において私たち飲食店の存在価値が問われています。

新しいコロナ対応ビジネスを一緒に考えましょう。事業を再構築いたしましょう。店をブラッシュアップいたしましょう。

どんなお悩みでも結構ですので是非ご相談ください。